光太郎へ (我が道を歩いた父から)
	光太郎が小学生の頃、俺は脱サラして八百屋を始めた。
	家族には経済的に苦しい思いをさせてしまったと思う。
	お前は店に立ってよく手伝ってくれたな。
	おかげで今までなんとかやってくることができた。
	けれども光太郎は八百屋を継ぐことないぞ。
    
	俺が自由にさせてもらったように、
	お前にも好きなことをやって欲しい。
	俺が引退したらこの店ごとお前に任せるから、
	適当に使ってくれ。
	ただあのスーパーができてから
	商売が難しくなったから自宅として建て直すか、
	売ってもっと広い場所へ越してもよし。
    
	立地としては駅に近いから、そこそこ高く売れると思うが。
	もちろんお前が店を続けたかったらそれでいいんだ。
    
父より
わたしたちからのちょっとしたアドバイス「息子に後を託して・・・」
今まで活用してきた土地・建物を、そろそろ息子へ引き継ごうとお考えの方も いらっしゃるのではないでしょうか。
	息子が出資し、建築する場合の選択は、
	 ① 自宅を建てる
	 ② テナント貸しをする
	 ③ テナント・賃貸住宅等と自宅の併用住宅を建てる
	 ④ 売却する(但し、所有権は父にあるので売却益は父の所得となります)
	等々、様々な活用方法が考えられます。
    
お持ちの不動産の総合的な立地条件、面積等を踏まえ、 効果的な活用方法を検討してみてはいかがでしょうか。
立地によっては、建蔽率、容積率が大きく、思いの他、立派なマンションが 建築できることがございます。